☆熱中症の会からの要望に対する返事を香川県の教育委員会から頂いた。 平成20年の中学校総体連で熱中症発生のため、香川県では講習会開催や体育活動時の文書発送や環境省のマニュアル配備などをされたそうです。
☆熱中症について意見や報告を頂いた。
@昨年に熱中症になった作業員 ・アルミ工場で働いておられ夏は仕事場が約40度によくなり、いつも頭はもうろう状態一歩手前で、毎日塩をなめながら水分を数リットル飲むそうです。 ・昨年頭がいつもよりぼんやりしてきて、そのうち足で立つことが出来なくなるという熱中症になられました。 対策は尿の回数が仕事中にある程度あるように摂取水分量を増加されたそうです。 ・今年は気温が昨年より下がり楽だったでしょうと尋ねたら、「熱中症にはならなかったが、梅雨が長く続いたため汗が乾かない苦しみを今年ほど経験したことはない。」と話しておられました。
A本年軽症熱中症を経験された作業員 ・電気関係の仕事をされている中高年男性。 毎年防護服などのため、体温上昇し熱中症一歩手前になる。 ・本年は仕事中に気分が悪くなり、仕事をやめて帰宅した。 家での血圧が約100で2〜3日の安静で回復した。 対策は服薬している血圧の薬を減らすことと、より体調チェックを自分でされているそうです。 ・この方の職場では、夏はトイレも二人で行くなど熱中症対策を徹底的になされていると話されてました。
B本年熱中症になった90歳の一人暮らしの老人 ・公的介護を受けていなくて家族が生活を助けている。 ・7月始め午前11時頃玄関から3〜4メートルの所で草取りの途中で動けなくなった。 たまたまたずねて来た家族が発見して回復した。 ・認知症はあるが自分で出来る仕事はしたいという願望も強く、仕事(草取りなど)を家族がすると仕事を奪ったと怒る。 ・夏だけ草取りをやめてと頼むと、「元、俺は軍人だ。」と言って草取りを続けている。 ・対策は家族の訪問を夏は頻回にすることだそうです。
C本年熱中症になった農婦 ・7月朝6時から仕事をして9時に朝食を摂りに帰宅。 10時からまた仕事をしたが、11時30分頃動けなくなった。 尿失禁し、声も出なくなり、気を失って倒れてその痛みで気がつく。 夫が見つけて大事には至らなかった。 ・対策はそれ以降、夏は朝5時から仕事をして8時に朝食に帰宅し、9時から1時間のみ仕事をするという時間変更だそうです。
D私の講演会で知り合いになった小・中学校のサッカーのコーチ ・そのコーチによると仲間のコーチにも熱中症は病気と事故の両面があると理解してきており、事故なら防ごうという考えを持つコーチが増えてきたそうです。 ・そのコーチは勉強されており、「熱中症の怖さは汗の怖さである。大量の雨と同じく汗も大量に出るときが怖い。汗は水約99%塩約1%だから、それを欠乏しないようにしたら重症熱中症は防げる。」と話されました。 ・そして失敗した事についても話されました。 それは運動中はのどが渇く前に水分を摂れとガイドブックに書いてあるのを参考にして、自分でそれを応用して塩分も運動前に摂れと選手達に指示したそうです。 すると選手達の口渇感の生理的バランスが崩れ、体調不良の選手が数人出たそうです。 ・その後塩分は給水中になめる程度に摂るということと、ゲームに夢中になると熱中症の危険度が上がるので、お互い声を掛け合って体調チェックをお互いにすることを指示されたそうです。
ENさんとHさんからの報告 ・お二人とも誰かに言われたわけでもなく、自発的にお金と労力を人生で大切なものに使っておられました。 ・その人にとっては、美味しいものを食べたり、欲しいものを買ったりすることよりも、何か心に残るものが人生で大事なものだそうです。 ・人生で大事なものとは、この夏に誰かが熱中症にならないでの気持ちをもち、そのための行動をされたのです。 ・運動関係者に熱中症の怖さを話されたり、予防などの資料のコピーを配られました。 ・今年の夏、他人のために精一杯頑張られたお二人の手紙に私は励まされました。 |