掲示板 熱中症は学問としてはまだまだ若いです。むしろこういう病気があると知らないままに、多くの人が先に熱中症を経験してしまっているかも知れませんね。
だから、一人ひとりの意見がとても大切です。
あなたが実際に体験された熱中症のこと、熱中症を減らす為にはどうすれば良いのか、熱中症の問題は何なのか。とにかく、熱中症について考えたことをなんでも書いて下さい。
拙著「熱中症 息子の死を糧にして」悠飛社についての御意見もお聞かせください。
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□ 帽子の着用についての返事
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/09/11(Thu) 09:45:22

<はじめに>
・生徒を守るという職業の厳しい要請にこたえている現場の先生方について、これまであまり深く考えたことがなかった。
・心の状態の違う生徒や同僚の先生方に対して、自分を常に調節していかなければならないとんがらし先生に、応援と感謝をさせてください。

<私が先生としての説明>
 暑くても帽子をかぶりたくない人がいてる。
 人間はプライバシーと自由が欲しい存在だから私も理解できる。
 ただし、そこには当然注意すべきいくつかの限度がある。
 体への健康上の影響と自由は別のものである。
 つまり、強すぎる太陽光線は体に悪い影響を与える。
 疲れた時うずくまってしまうことはよくあるでしょう。
 自律神経が乱れて筋肉に力が入らないとそうなります。
 そんなことが太陽光線でおきるのです。
 それだけなら体を冷やして休むと回復するかもしれません。
 ただ、その時夢中になって運動などをして汗をかいて激しい脱水をおこしてうずくまってしまうと、それは体の調節機能の限界を超えやすく病院に入院となります。
 ★帽子を着用してください。
 帽子によって太陽の輻射熱を防いでください。
 太陽光線を直接浴びると、脂肪(本来 熱の絶縁体)のない頭部は皮膚温上昇が強く、自律神経中枢が頭にあるため自律神経も乱れやすいのです。

<終わりに>
・帽子をかぶったグループとかぶらないグループを比較した熱中症のデータを知りません。
・帽子着用の科学的根拠も自信がありません。というのは、自律神経の概念がもうひとつ私にはわからないからです。
・自律神経とは脳と心臓を最優先しながら、体の利益のために無意識に働く神経と私なりに考えています。
・ただし、炎天下では頭を直射日光から守るべきという説が多くの人の体験上の事実として認められています。
 帽子をかぶらないでもよいという人は私は知りません。
 

□ momoさんへ
□投稿者:とんがらし
□投稿日:2003/09/10(Wed) 18:11:14

書き込みありがとうございます。内容から拝見して同業者なのでしょうか?こんなところで愚痴を言っていても仕方ないのですが、管理職の中には本当に大きな事件が起こらないとわからないだろうと思われる人がいるのも事実です(こうやって書くと全ての学校がそうだと思われるのも嫌なのですが)。「何か起きてからでは遅いのですよ!」「重病になった生徒の保護者にあなたのお子さんが悪いのですよ!といえるのですか?」そう切り込んでも緊迫した様子にはならない・・・管理職から指導があっても結局は一人の教師として「生徒の命」を預かっていると言う意識の違いがあったりと、情けない状況も見られます。
 そんな中、まずは教師の意識改革!そのためにも熱中症での事例や科学的な根拠等で意識付けをしたいと思います。このサイトはいろんな情報を得られそうですので、じっくり勉強したいと思います。

□ とんがらしさんへ
□投稿者:momo
□投稿日:2003/09/10(Wed) 13:01:17

娘の中学は体育の時に男子だけ帽子を着用していました。
女子ははちまきでした。・紫外線の予防・男女で違う意味の不明
・熱中症の予防 等々の理由で学校に女子の帽子着用をお願いしていました。娘が2年のこの秋に女子の帽子が着用になりました。見た目や仲間の目が気になる年頃ですし,学校から強制的に
かぶらせるようにまずはして,おいおいに熱中症について保健などで指導されたらいかがでしょう?管理職に「生徒が亡くなってからでは遅いですよ」と脅して?!,上から全職員に指導させるとか… 戦略はイロイロあるのでは?
私の勤める小学校でも草抜きや休み時間のサッカーで
子どもが熱中症になりました。保健室の冷蔵庫には
塩&砂糖を入れた水を今年は常備しています。

□ スポーツドリンクの効果
□投稿者:T.N
□投稿日:2003/09/10(Wed) 10:16:15

こんにちは。初めて書き込みをします。私は建築関係の仕事をしている関係上、毎日ほとんど屋外での作業を行っています。今年に入って、二回ほど熱中症(熱けいれん)の症状がでて、救急車で運ばれました。症状は、とにかくふくらはぎ、ふともも、腕、わき腹、首、肩、背中など、体中のありとあらゆるところが、いわゆる"つった"状態になりました。病院では点滴をうってもらっておさまったのですが、いつもまたなるんじゃないかと不安です。とくに、足場の上なんかに乗っているときに足がつったりすると降りれなくなるのはもちろん、転落の危険もあります。お医者さんでは、脱水症状によってけいれんがおこるから水分とスポーツドリンクを十分に補給しなさいといつもいわれます。当然、予防の意味でも気をつけているのですが、なるときはなってしまいます。スポーツドリンクは飲んでいてもなってしまうことがあるのですが、それは飲む量が少ないのでしょうか?同じように作業をしていて、同じように休憩していて、同じように水分もとっているのに、自分だけがなってしまうと、どう対策してよいのやらわからなくなります。食塩水を飲むのもよいとききますが、スポーツドリンクで代用は出来るのでしょうか?いろいろご意見よろしくお願いします。

□ 後遺症
□投稿者:ちい
□投稿日:2003/09/10(Wed) 00:59:39

私の兄は2000年8月末、アルバイトで群馬県まで配送トラックの補助として東京からの荷物を届けに行きました。
その日の気温は高く、外での荷卸の作業でした。合間の休憩で幾度か飲み物は採っていたようですが、休憩後ヨロヨロと倒れました。
危篤状態はあったものの3ヶ月ほど入院し、自宅療養しています。しかし、頭の言葉が出ず喋る事がうまくできません。何か尋ねても何と答えているのかわかりません。スープや、味噌汁を飲むとむせたり、口元からこぼれます。言葉の訓練もしました。もともと口数は少ないほうでしたが、低酸素脳症になったことが原因でしょうか?40歳を過ぎていますが、今の知能は幼稚園児ぐらいしかないようです。母(70歳)と2人で生活していますが今後のことも心配です。

□ 帽子の着用
□投稿者:とんがらし
□投稿日:2003/09/10(Wed) 00:20:48

中学校の教員です。このところ体育祭の練習で熱中症になり、病院へ運ばれたという記事を見かけることが多く、わが校の体育祭の練習においても生徒の体調がとても心配でした(体育祭は先週末に終了)。ところで、帽子の着用についてですが個人的にはとても大切なことと思っているのですが、その効果はいかがなものでしょうか。本校でも帽子着用を呼びかけているものの、生徒はいっこうに着用しない状況。理由はかっこ悪い、みんなが着用していない、先輩に目をつけられそう・・・と健康を気遣う気持ちは薄いのです。半ば義務的に着用させたいのですが・・・着用の効果などわかれば教えていただきたいです。また、中村さんの個人的な意見でも構いませんのでお聞かせください。(もちろん水分補給も呼びかけ、休憩時間はあるものの、なかなか全体の掌握は難しいのが現状です。体育祭と言うお祭りにテンションがあがっている子どもたちの現状もあり、さらに問題が立ちふさがります。中には「子どもたちに放送で呼びかけているからそれでいい」という教師の声を聞くと、学校での子どもの健康管理はそれでいいのかと疑問に思っています)

□ 室内での熱中症?の返事
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/09/07(Sun) 09:36:49

<始めに>
2003年5月14日 matukaさんへの返事を読んでください。
私の想像ですが、みかさんは精神が弱いとは思いません。
ただ、体と心が暑さにいじめられているだけだと思います。

<本論>
@<精神が弱いと熱中症にかかりやすいのか?>
・精神力と熱中症の関係の文献を読んだことがありません。 だから、精神が弱いと熱中症にかかりやすいのかは私にはわかりません。
・精神が弱いことよりも、暑さに対するみかさんの心の歴史はどんなものであったのかを私は考えました。
 例えば、子供の頃 田舎で土壁の家で夏を経験していたら、都会のマンションの新建材の壁の部屋での夏は温度に関しては容赦がないほど厳しい。樹木の多い土の道とアスファルトの道も同じことが言えます。
・長い間、積み重なってきた室内の暑さのイメージと、現在の部屋の暑さのイメージに差があり、それらを自覚していないなら、みかさんが苦しむのは当然です。
A<エアコンがなくても熱中症にかからない方法は?>
 暑さから脱出する方法は自分で考えてください。
 経済的なこと、環境、体質などを考えて自分に出来ることをしてください。
 暑さに関係なく「工夫する」ということは、、子供から老人まで年齢に関係なく、生きるために必要なことです。

<余談T>
(気温上昇と生理機序など)
・気温が上昇すると皮膚の温受容器からの情報が大脳皮質感覚野と視床下部の体温調節中枢に伝えられる。
・体は熱を下げる方向に働く。
 つまり、交感神経を使って、皮膚血管拡張と汗腺からの発汗がおこる。
 また、甲状腺ホルモンを減少させ熱産生抑制、体性運動神経を抑制して運動低下、抗利尿ホルモンを出して尿量も減少さす。
・これらはわかっている機序で、明らかにされていない他の自律神経やホルモンの機序もある。
・人間は動物だから、神経系とホルモン支配を受けている。
 悩みが長く続くなら、自律神経とホルモン系の病気を持っていないかを、かかりつけ医に相談に行くのも一つの方法です。
・人間は動物と違って「こころ」も持っています。 
 孤独感や不安感や緊張感が強いと、暑さの害が増幅します。
 例えば過換気症候群やパニック障害などがおきます。
 暑さは避けられない。こころは専門外ですが、暑さの害を減らす工夫をして、そして心が暑さを受け入れるよう一歩ずつ進むしかないと思います。

<余談A>
(大阪市内のある小学校の先生から聞いた暑さから逃れる工夫の話です)
・大阪市内の小学校にはエアコンがありません。
 夏になると子供達の熱気などで室温は40度になることもあるそうです。
 子供たちは休み時間にたくさん水を飲みます。
 授業中に顔が赤い子がいると病気でなくても先生はその子をクーラーのある保健室に行かせるという配慮をしています。
 一部の子は、特別に用事もないのにクーラーを求めて、保健室や職員室に用事を自分で作って来るそうです。
 先生も暑さを子供以上に感じているそうです。
 だから、子供が暑さに対して工夫している行為については怒らないそうです。
 例えば、水筒の中に禁止の氷を入れてきても、見て見ぬふりをしているそうです。

□ ありがとうございました。
□投稿者:ちひろ
□投稿日:2003/09/06(Sat) 14:27:10

お忙しいところ、御丁寧なお返事をありがとうございました。
親として、どのように対処すべきか苦慮しておりました。
今回、中村先生から熱中症だけにとどまらず、学校教育についてまでの幅広いご意見を頂けまして本当にありがとうございました。

□ 室内での熱中症?
□投稿者:みか
□投稿日:2003/09/05(Fri) 19:31:59

初めまして。相談なのですが、一昨日夕方くらいに急に気持ち悪くなり息苦しくなって、耳が遠くなり、頭が沸騰しているみたいでした。その日は、風もなく昼間は37度を記録した日でした。私は、室内にいて窓も開けていました。とても苦しかったのですが、クーラーが家にないので、アイスノンとスポーツドリンクで我慢しました。深夜にやっと少し良くなってきましたが、翌日は寝込んでしまいました。またいつなるかと不安です。親に相談したら精神が弱いと怒られました。人と接するのが極端に苦手なので熱中症かなと思っても、夜だったこともあり病院には行きませんでした。精神が弱いと熱中症にかかりやすいのですか?だいたい室内にいるのですが、クーラーがなくても熱中症にかからない方法を教えてください。お願いします。

□ 熱中症?の返事
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/09/05(Fri) 09:47:47

<結論>
@私なら学校へ意見を言いに行きます。
 ただし、責任を求めたり対立のためではなく、次の運動会の練習などで具合が悪くなるという危険性を減らすためです。
A病名は軽度熱中症だと思います。

<私の接し方>
@子供に対して
・体が発信する「しんどい」という生物学的信号を正確にとらえられるのは普通本人である。
・しんどさを感じた時、それを伝達するのは学童期の子供にとっては意外に難しい。
・子供たちは自分一人のしんどさが全体の迷惑になるのを嫌がる。
 つまり、社会性を学ぶ年齢なのです。
 自分が弱虫と見られたくないという自尊心も持っている年齢だからです。
 しかも学校というのは、精神的に活発になる所でもあるが、萎縮する所でもあるからです。
・よって、私なら子供に対してしんどい時にしんどいと言うことは、次のもっと大きな不幸を防ぐという目的があり、決断力と勇気のいる立派なことだと説明します。

A学校の先生に対して
 学校の教育の主体は先生であるが、親も学校を取り巻くものとして教育に参加するべきです。 
 学校の先生も親もそれぞれに理想があり、それぞれに現実との対決の場がある。
 子供の教育のために、親と先生はお互いの存在のために多少とも身を削ることが要求されている。
 それは、両者が要求しているのではなく教育というものが要求していると私は思います。
 ただ、身の削り方が片寄りすぎて子供に不幸な状況を作ってはいけない。
・私は学校で起きた事故を、学校の先生の責任とするのは単純すぎると考えます。
 いろんな人が距離をもって、学校教育に参加しているからです。
 良き学校の先生とは保護者や社会全体の支えがあってこそ初めて可能であると考えているからです。
・だから、先生のイニシャティブを侵さないように父兄として言うべき事は言いに行きます。

<余談1>
 平成15年夏休み前に、文部科学省は熱中症予防の注意書を全国の小・中・高校に配布しました。
 大阪の数校の先生方にどう利用したのかを尋ねました。
 全教室に掲示を義務付けして熱中症の説明をした学校から、夏休みの一般注意の中で付け足しとして話をした学校まで様々でした。
 その中の一人の先生が「熱中症は調べるほどわからない。何が問題で、どんな指導を具体的にしたらいいのかわからない。」と言っておられたのが印象的でした。
<余談2>
 印象深い別のこともありました。
 運動部の指導者(20歳代)が、中学生を指導している時、一人の生徒が体調が悪くなり動かなくなりました。先生はその子を木陰で休ませ、他の生徒を自主練習させどこかへ行きました。そして、すぐにコップに飲み物(何が入っているか不明)を持って帰ってきました。「何も言わずに飲め」と言って飲ませ、その後、仰向けになっている子の横に座って友人のように何か雑談をしていました。その雑談に加わる子や勝手に練習する子などいろいろでしたが、しんどくなった子はやがて自然に回復しました。
 その若い先生は、普段は精神的にも肉体的にもスパルタ方式なので、私は急に優しくなった先生の態度と、何でも救急車というような慌てた様子も無かったことに驚きました。
 年は若いのに、何が大切かを知っている。そして、自分の頭で物事を考えるという基盤を持っている先生に私は感動しました。
 

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