<はじめに> 掲示板の2002年8月28日 長沼さんへの返事を読んで下さい。 残念ながらH・Oさんへのアドバイスは私には出来ません。 私のこの夏の経験例を参考にしてください。
<2003年 夏の経験> @40歳代の男性。普段はまったく健康 仕事中の熱けいれんで来院。 熱けいれん当日は点滴のみ 熱けいれんの翌日 血液検査 CPK 5006(正常値29〜187) GOT 106(正常値10〜40) GPT 81(正常値6〜40) 筋肉痛は数日続いたが仕事は休まなかった。 ただし、梅干と塩昆布を次の日から仕事に持参している。 A50歳代の男性 テニスの試合で嘔吐が激しく、試合を途中でやめました。 本人が医師のため、自分で「水分補給の摂り方をまちがった。」と言う。 自分で対処すると言って自宅に帰る。足取りも普通、会話も出来るが目に輝きがなく笑顔もない。 後で聞くと、体調不良は3日間続いたそうです。 家では食欲も無く焼肉のたれをなめていたそうです。(夕食が焼肉だったそうです) それ以後のテニスは試合30分毎に水と梅干1個食べておられます。
<終わりに> ・熱中症の後遺症についての報告は私の知る限りではあまりなく、後遺症についてのガイドラインの作成もされていない。 ・個々の状態を見て、主治医の先生が後遺症について、その患者さんのおかれた状況を考えてアドバイスしているのが現状です。 ・一般には後遺症を気にしておられるのなら、スポーツの有効性と体の安全性を考慮してスポーツ練習を休むのが良い。 ・後遺症も含めて体の回復には休息が根本的条件だからです。 ・H・Oさんの息子さんは練習を休むのが体の回復に良いとわかっていても、休めないという現実と対決されているようです。 ・それでは、どう融和させていくのかが大切です。 ・私が親なら主治医の先生を信頼する。 主治医の先生が練習OKとおっしゃたら、体が完全に回復していないことを自覚して練習に参加する。 ・今回の熱中症は誤った水分補給が原因であったため、コーチ・監督の先生に熱けいれんの可能性を減らす飲み物(濃いナトリウム濃度のスポーツドリンク又はお茶に梅干)を水分補給として許可してもらえるよう本人から頼む。 ・そして。内面的には目標に向かって柔軟な努力が大切だと息子さんに言います。(私なら) 柔軟さとは環境条件の厳しい時は、自己を制御する能力であり、熱中症が予測されたなら練習続行よりも早めの休憩と早めの水分・塩分補給を自分のために考えるということです。 |