掲示板 熱中症は学問としてはまだまだ若いです。むしろこういう病気があると知らないままに、多くの人が先に熱中症を経験してしまっているかも知れませんね。
だから、一人ひとりの意見がとても大切です。
あなたが実際に体験された熱中症のこと、熱中症を減らす為にはどうすれば良いのか、熱中症の問題は何なのか。とにかく、熱中症について考えたことをなんでも書いて下さい。
拙著「熱中症 息子の死を糧にして」悠飛社についての御意見もお聞かせください。
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□ 質問させて下さい
□投稿者:matsuka
□投稿日:2003/05/11(Sun) 23:52:36

今日、初めてこのHP拝見させていただきました。
私の夫は、金融機関で外回りの仕事をしています。バイクに乗って、住宅街や車の多い道路をバイクで走っています。週末には農作業もあり、この時期から真夏〜秋頃まで毎日のように暑い中、外で働きます。
日中、スポーツドリンクを摂るように心がけているようですが、帰ってくると熱中症にかかったのか、「暑い暑い」とかなり辛そうで、夜寝る時も体に熱がこもって眠れず、睡眠不足のまま翌日出勤することになります。
このような場合、熱を発散できるような入浴法や、その他、帰宅後の良い処置法がありましたら是非教えていただきたいのです。
場違いな質問だったら、申し訳ありません。

□ 2つの事例より
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/04/19(Sat) 12:07:13

(はじめに)
 熱中症とは病気のなかで、普通ではないと思われている。
 平成14年の冬の事例から、熱中症をどうとらえたらいいのかという、一般の視点から整理します。

  <事例>
 事例A 
 54歳男性 眼科医 170p 76s(推定)
平成14年12月 家族旅行でニューカレドニア島に行く。
カメラのフィルムがなくなったため、隣の店へ買いに行く。数十分という気持ちで行ったのに、隣の店までは海岸を歩いて数時間かかった。
歩いている時から熱中症を意識した。
売店に着くとクーラーの前で体を冷やし、イオン飲料水を飲んだ。
帰りは休憩をとりながら イオン飲料水を飲みながら歩いた。 
もちろん、ホテルに帰ってからも十分に休憩をとり、大事には至らなかった。

 事例B
 30歳 男性 175p 80s(推定)
平成14年12月26日 中国の大学を卒業して、日本への帰国途中にタイに寄る。
しばらくして、現金やパスポートを盗まれる。
12月31日 バンコクの川の船着場から、川に飛び込みそうになるのを市民に止められる。
その時、全身がフラフラで眼に輝きなし、そして 市民が水を飲ませて少し元気になる。
しかし、自殺の恐れ、又は酔っ払いとして警察に連れて行かれる。
12月31日のせいか 酔っ払いとして警察に保護される。
保護されてから、数時間後 様子がおかしくなり、救急車で病院に搬送途中 死亡されました。
尿検査では、薬物やアルコールの反応は無く、解剖では脳出血、心筋梗塞、肝臓病、腎臓病の所見は無かった。
警察署の中では、暑さのためかズボンを脱ごうとしていたらしい。
たぶん、生水も飲まず、言葉も通じず、お金もなく、長距離歩くという不幸が重なって熱中症(?)で死亡されたと思われます。

<考察>
・熱中症の説明を 学問的雰囲気をなくして説明をしたい。
つまり、あなたが暑い所に行くとする。
すると、手足の血管が広がり 脳の血流(血圧)は下がる。フラーとしたり、やる気がなくなる。
あるいは、そこで運動をすると大量の汗が出るはずです。
汗が大量の時
水を飲まないと体温が上昇し、運動能力が落ちる。 
水ばかり飲むと、体温が上昇しなくても、疲労感は残る。
汗の成分に近いものを補っていると、疲労感はかなり減る。
さらに汗が大量の時
水ばかり飲み続けていると、筋肉が痙攣したり、血圧が下がってしまって動けなくなる。
水も飲まないと 
体温上昇のため、内臓がいたんでくる。

・熱中症は普段の世界とかけはなれた世界で起きる。
 その世界とは
  暑い部屋に閉じ込められる。又は普段より暑い所で歩行(運動)させられた場合である。
 ほとんどの人は現実の世界の想像力に埋没している。
 日常生活から はみ出した想像をすることは、かなり困難なことです。


熱中症は 途中まで それほどしんどくない。
限度を超えると、急にしんどくなる。

いつもとは違うかけ離れた世界だなと思った時、しんどくならない段階で「熱中症になったら。」と考えることが、熱中症対策の積極的行為の一歩目なのだ。
 
  

□ 暖房による血圧の変化
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/04/13(Sun) 19:03:48

<はじめに>
 暑い環境下で疲れを感じた時、病気の初期なのか 単なる疲労か 症状が似ているので悩むことが実際多い。
 
 現場では一人で考えなければならないこともある。よって 前もって意識的に持っておくべき知識がある。
 その一つが 血圧である。

<実験>
 平成15年4月11日 大阪 曇り 午後0時30分〜午後1時30分 
 約12uの部屋にストーブ4台と暖房エアコンを使用
 参加者は A 55歳女  B 54歳男   C 47歳女
      D 37歳女  E 25歳女   F 25歳女

 主に雑談 又は読書をしてもらう。そして、10分ごとに臥位で血圧測定をする。

午後0時30分 (暖房前)     気温21℃、湿度53%
午後1時30分 (0時30分より暖房) 気温32度 湿度52%
 
10分毎の血圧の数値
A 140-82、 114-70、 106-66、 104-66、 100-66、  96-64、 102-60

B 140-84、 132-82、 140-84、 136-84、 124-86、 128-82、 122-78

C 140-78、 128-72、 128-72、 132-80、 128-78、 120-76、 126-78

D 124-84、 126-84、 118-78、 110-74、 118-72、 116-76、 112-70

E 116-70、 100-64、 100-62、  96-62、  98-60、  94-66、  96-66

F 120-66、 118-66、 114-62、 110-66、 108-60、 108-60、 108-62


参加者の感想  顔は紅潮し 熱感を感じたが、発汗はほとんどなく 疲労感もない。


<考察>
・環境温度が上昇すると 血圧は低下傾向となる。

・ただし、気温が体温以上とならなかったため、体にとってストレスとなりにくいので、体温以上の気温の時の血圧の変化は不明。

・血液の約80%は水である。よって環境温度が上昇しているとき大量の発汗がおこると 一般的には血液の濃縮を気にするが、発汗と暑さによる血圧の低下も気にしてほしい。
  
 つまり 大量の発汗の時 塩分入りの水を飲んでいる場合と 同量の塩分なしの水を飲んでいる場合、塩分には血圧低下を防ぐ作用があるので 後者は血圧がより低下する。

・また、塩分の入っていない水を飲み続けると 熱けいれん(筋肉のけいれん)が起きる。
 一般的には大事には至らないが、もし 野外の炎天下で 一人きりの時におきたら そこから動けないこともあるので 死に至ることもある。 
 
 よって、炎天下で大量の汗をかく時は、水分補給は塩分入りの水(スポーツドリンク)を飲むべきである。



   

□ 小泉純一郎総理大臣の答弁書
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/04/08(Tue) 18:29:27

  内閣衆質156第28号
    平成15年4月4日
 
 中川智子衆議院議員提出の熱中症に関する質問に対する小泉純一郎総理大臣の答弁書を読ませていただきました。

 答弁書の一部分を示します。
 中川氏に対する大臣の答えです。
「お尋ねの熱中症の症状を訴えた者の数、救急車の要請の状況などについては承知していない。」
 熱中症には内的世界がある。つまり、熱中症は稀な病気でかからないと思われている世界です。
 熱中症の予防には、この内的世界に影響を与えるものが必要です。
 それは、現実に起きた毎年の熱中症による死亡者数 及び 救急車で搬送された人数です。
 特に、若者の熱中症の死亡者数は、驚きの眼でみられるはずです。
 さて、大臣の苦労については私はほとんど知らない。
 そして、解決すべき問題の中で、熱中症の問題は重要度が低い。
 大臣の答えは正しく、大臣の意図をわからず大臣の答えの解説はできない。
 
 ただ、熱中症による死亡を減らすための、内的世界の扉の開かれる政策を大臣に希望したい。 

□ 中高年のハイキングの質問の返事
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/03/01(Sat) 12:54:17

人間とは冬の間 熱中症などは忘れるものである。
転倒などの他の事故に注意を払わなければならないので当然である。
私はある精神科医の言った「あらゆる楽しみの下には、苦痛が横たわっている。」という言葉が好きです
この言葉を人生とは思いがけないことが起こるものと、私は勝手に解釈しています。
ここでは、熱中症の定義の説明ではなく、私のアドバイスのみを述べさせていただきます。

@暑さも湿度も適当で、大量の汗をかかない時
  熱中症のリスクは少ない。こういう時は他のことにエネルギーを傾けるべきです。
  病気が発症しても、熱中症以外の循環器系の病気の頻度が高く、熱中症は気にしないでよいと考えられる。

A暑さや湿度が高い時や、大量の汗をかいている時
  疲労と病気との区別は実際難しい。
  また、個人差というものがあるので、防ぎ切れない時もある。
  熱中症に対して、どんな注意がなされていたかが問題になる。

 注意その1
  観察は、脳の症状を中心にする。
  具体的には、フラフラしていないかをチェックする。
  持病や体型などで、同じ運動でも主要臓器の血流量は各自違う。
  危険信号があると、運動強度を減らすべきです。

 注意その2
  大量の汗をかいている時は、水分補給は薄味の塩水(スポーツドリンク)を飲む。
  病院でも、外科手術をして食べられない時、十分な量であってもブドウ糖のみの点滴はしない。
  必ず、Naなどのミネラル入りの点滴をする。
  ミネラルが入っていない点滴では、脳浮腫などが起きやすいからです。
  点滴の内容ミスで、臓器の働きが不十分となった例は昔よくありました。

□ No Title
□投稿者:佐々木秀男
□投稿日:2003/02/27(Thu) 10:34:42

中高年の仲間でハイキングクラブ活動をしていますが、ハイキングや軽登山で熱中症について注意することを教えて頂きたいと思います。

□ 熱中症は事故か病気について
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/02/21(Fri) 08:59:45

 広島の女性からのメールによる次の質問です。
内容「新聞に熱中症を事故と記載されていましたが、熱中症は病気ではないのでしょうか。」
以下は、私の個人的な考えです。
 熱中症は病気です。
 ただ、病気でも 熱中症という言葉にどんな意味を持たせるかによって、異なった表現は当然ありえます。
 立場と視点によって、言葉はいろいろな要素が交じり合うからです。
 事故以外にも事件という表現もありえます。
 重症熱中症は、暑さと脱水による脳と心臓の異様な症状に早く気付き、それを敏速に処置すれば防ぐことができます。
 
 視点の例として、周囲の人の対応能力という視点からの説明をします。
  飛行機で砂漠に不時着して熱中症になったら、対応能力がないため事故の要素が強い。
  訓練のためといって、本人の顔色や意識状態がおかしいのに運動を続けさせて熱中症になったら、
  対応能力があったのにということで事件の要素が強い。

□ しょうじさんへの返事
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2003/01/25(Sat) 09:32:54

 私は福祉の授業は知りません。
テストの解答として、どこまでの内容を求められているのかわかりません。テストのためではなく、一般の人の参考になればと願って述べさせていただきます。
<まず、心構えについて>
@行動をしなければならない
  これは状況改善のため、その時点で最善と思うことをするのである。
  後での批判を恐れたり、誰かまかせにしてはいけない。
  人は考えすぎたら、何も出来ないものである。
  ある程度の故意ではないミスは、妥協してもらえるものだから、緊急の時はまず行動だ。
A何かと交換している
  これは良いことばかりではないということ。
  救急車を呼ぶにしても、後で適切な処置と感謝されることもあるが、
  不必要なことをしたと責められることもあるということ。
  重症感染症の人を病院に隔離するということは、感染防止とその人の自由の制限との交換にある。
  緊急の場合は、交換物は必ずある。大切なことは何と何との比較でそうするかの判断である。

(本題)
・剣道の試合だけで、年齢などの背景がわからない。
 よって、ここでは元気な若者で、長時間の練習後の試合と想定する。
・例えば、出血が起きると、皮膚、筋肉、腎臓の血管の収縮がおこる。    これは脳や心臓などの重要臓器を守るのである。 
・脱力感・吐き気・めまいは脳の血流障害などの症状と考えたい。つまり、体の代償機構が破綻して脳症状がでていると考えたい。
・処置のしやすい涼しい所に運ぶ。
 剣道具をはずし、衣服を緩めて楽にする。
 体位は血圧低下と考えて、水平仰臥位で吐く時は顔を横向ける。
 本人が楽なら足を少し上げるようにする。
 体温が高いときは、水をかけたり、風を送って冷やす。
 観察は
 脈拍数・呼吸数・体温・血圧計があれば血圧などをみて、症状の変化もみる。
 顔色やしゃべり方や今おこっている症状が5分以内で改善しない時や、改善度が不明のときは救急車を呼ぶ。
・熱中症を疑って、重症度が不明の時、他の人が作った熱中症のホームページの安岡氏の分類を参考にする。
 U度以上なら救急車を呼ぶ。

検査については
 何を疑っているのか?
 どんな状態かによって優先順位は異なる。
 脱水などの体液の不均衡・低血糖
 脳血管障害などの検査は優先順位が上である。

□ 教えて下さい
□投稿者:しょうじ
□投稿日:2003/01/23(Thu) 21:50:20

僕は福祉の学校に行ってるのですがテストがあります  その内容が剣道の試合中に選手が倒れました。意識はあるのですが激しい脱力感、吐き気、めまいを訴えています。適切な処置、検査項目について優先順位を考慮して答えなさいと言う問題です

□ No Title
□投稿者:金堀
□投稿日:2003/01/22(Wed) 12:07:51

どうもありがとうございました。参考にさせてもらいます。

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