掲示板 熱中症は学問としてはまだまだ若いです。むしろこういう病気があると知らないままに、多くの人が先に熱中症を経験してしまっているかも知れませんね。
だから、一人ひとりの意見がとても大切です。
あなたが実際に体験された熱中症のこと、熱中症を減らす為にはどうすれば良いのか、熱中症の問題は何なのか。とにかく、熱中症について考えたことをなんでも書いて下さい。
拙著「熱中症 息子の死を糧にして」悠飛社についての御意見もお聞かせください。
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□ 河村 美樹さんへの返事
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/11/02(Sat) 09:18:54

@脱水が引き起こす死についての詳しい事例は知りません。
 
熱中症の死とは、熱調整機能喪失による細胞の死であるが、その状況の前に脱水症がある。
脱水症についてはインターネットで勉強してください。読むところが多すぎて困るくらい載っています。
熱中症の他の人のホームページに事故の事例があります。それも参考にしてください。私の掲示板でも4ページに簡単な物が載っています。
もしよかったら脱水症予防の糸口となる、次の考え方についてもふれてほしいです。
・生物は 温度 湿度 栄養 ミネラル 水分などの外的条件が揃ってこそ初めて生きていられる。
 人間は高等動物のためか、思い上がりを持ってしまい、基本的な事を忘れ易い。
・そして外的条件のひとつでも欠けると、どんなひどいことになるか。
 つまり人間は極限状態をなかなか想像できないのです。

この2つの人間性を理解してもらうと、ほとんどの脱水症は対策をたてられて死を防ぐことができると私は考えています。
A入会については操作ミスだと思います。 

□ お願い
□投稿者:河村 美樹
□投稿日:2002/11/01(Fri) 15:06:21

私は管理栄養士を目指す大学3年です。こんどレポートで脱水が引き起こす死ということで、熱中症について調べていたところ、このサイトを見つけました。詳しい事例など、よろしければ教えていただけないでしょうか?
また、入会しようとしたのですができませんでした。

□ 悲しみと共に
□投稿者:亀山 恵美子
□投稿日:2002/10/28(Mon) 19:13:31

 私は二十歳で結婚、四十歳で夫を交通事故で一夜にして亡くしました。(昭和四十四年三月二十八日)其の時 高校三年卒の長男・小学校を卒業した次男の二人を連れ目の前が真暗になりました。
長男の言葉の支えと次男の姿 実母が同居をして私は支え慰められました。(忙しさは悲しみを少しでも忘れる事が出来る)との社長の配慮で何も知らない一主婦を考える暇もなく五月より主人の会社に採用。会社では悲しい事など考える暇もなく、仕事を憶える事で精一杯の毎日でした。
長男が大学卒、会社に入社決定、私もそれを機に退職。
不幸は再び私にふりかかりました。
長男の航空機事故です。それも遠いフランスの地で、主人の居ない私は一人遺族の皆様と一緒にフランスの地に翔びました。パリ郊外のエルムノンビルという自然の美しい森に墜落した機体は、私達が到着した時は片付けられ森の木々が目を覆いたい情景 何とも表現出来ない森に私は息子の名前を呼び続けておりました。
昭和四十四年三月二十八日に主人を、四十九年三月三日に長男を亡くしました。
私は廻りの人々の暖かい励ましの心に救われました。
自分自身も心の持ち方を変え、好きな趣味を持ち続けることに生きがいを見出しました。友人の勧めで短歌を詠む事で鎮魂となり、また一弦琴(いちげんきん)という楽器に出逢い奏でる事で自分の心を治め気持ちを落着かせる事が出来たように思います。
人は大なり小なり悲しみを持っていると思います。其の悲しみといかに上手に付き合って大切な自分の一生を明るく過ごすべきかという事を考え前向きに生きたいと思います。

。雛の日に異国の空に散りし子よ汝れが好みしレコードをきく   恵美子

□ 私の体験
□投稿者:はとぽっぽ
□投稿日:2002/10/20(Sun) 18:57:31

私の体験を思い切って投稿させていただきます。
私は昭和18年9月10日 夕方の鳥取大地震を経験しました。
私は鳥取駅の裏に住んでいましたが、ほとんどの家が崩壊しました。私には四人の男の子がいました。
地震の時、私は家の外でおむつを干していました。四番目の赤ちゃんは、長男が家の外でおんぶしていました。次男は私と一緒に家の外にいました。
三番目の三歳の子は、家の中でお昼寝中で、家の下敷きになり死にました。
地震の後、私は崩壊した家の周囲を何十回も泣き叫びながら回っていたそうです。そして、近所の人が三男を引き出してくれたそうです。
私は、その時の記憶がありません。ただ、涙が止まらず、目の前が見えなかったことだけが、なぜか記憶にあります。
地震後、たくさんの友人から「あなたには他に子供がいるのよ。がんばってね。」と同じような励ましを多くいただきました。
「私は頑張るわ。」と神妙に答えていましたが、心の中では「うるさいわ。わかりきったことばかり言わないで。」とけんか腰で、一人つぶやいていたことも覚えています。
若い時は、子供を失ったことを悲しむ、そして運命を呪う。当たり前のことです。
しかし、今ようやく全体が見渡せるようになりました。
子供を亡くした皆さん
なぜ事故が起こったのか、どうすればよかったのかと考えることは、責任者として親として必要かもしれませんが、心のバランスを保ちながら、人生を生き抜くためには、もっと別な存在があるはずです。
原因究明よりも、あの愛らしい顔の存在が大切なのです。
息子は死んでも、私の人生の中では、愛らしく私に語りかけてくれます。
私は人生で何度も辛い思いをしてきましたが、その度に、三歳の死んだ息子によく歌って聞かせた童謡を一人でよく歌います。その中でも、
「ぽっぽっぽー はとぽっぽー・・・」
この歌がなぜか一番よく私に、力を与えてくれます。

人 それぞれに人生を生き抜く、有用な方法があると思います。私の体験談は有効でないと思います。
ただ、私は私の記憶力が確かな時に、自分の過去を聞いてほしかったので投稿しました。

□ ありがとうございました
□投稿者:吉田 松蔭
□投稿日:2002/10/13(Sun) 08:48:48

御返事ありがとうございました。
答えにくい質問をして申し訳ありませんでした。
私にとって熱中症はイメージがわかなくて、自分のこととして深く考えられないのです。
現在、自由な時間がたくさんあります。そこで、このホームページから何かを吸収したいと考えています。
掲示板を見て感じるのですが、子を亡くした肉親のためになる投稿もあったらいいのではと考えています。
このホームページが、熱中症予防と子を亡くした肉親のための光となることを願っています。

□ 熱中症を起こし易い教師の性格
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/10/11(Fri) 10:50:21

人間の性格はつかみ所のないものと考えています。そして 人間行動パターンを合理的に考えることは私の手に負えない。
私は熱中症予防の精神上の理論を持っていません。
ここでは自分自身の体験を元にした熱中症予防の現在の考えていることを書きます。

@肩書きなどの先入観の排除
 私はかって胆石手術で入院したことがある。医師が患者になるとやっかいな存在になる。主治医も看護婦さんも他の患者と同じように私を扱ってくれない。例えば部屋に来ても会話が少ない。医師と言えども心細いときは人間的な触れ合いを望むのだ。
医学的知識と感情は別物なのだ。
生徒を指導している教師の場合も同じことが起きる。
指導している教師がスポーツの優秀な肩書きを持っていると、日本の不思議な習慣で「あの先生は何でもわかっている。」と周りの者は思い込む。本人も知らず知らずのうちに思い上がりの心をもってしまう。そんな気持ちを持っていなくても「スポーツは自信があるけれど、熱中症はあまり知らない。」と立場上 肩書きの立派な教師ほど言いにくい。
指導者は生徒に自分がどんな影響を与えているか考えなければいけない。立場上の誤った影響なら自分で調整すべきだ。また、私は指導者だけに注文をつける気にはなれない。指導者の周りの者も、肩書きからの先入観を持つべきではない。
スポーツ指導者として優秀なことと、熱中症を知っていることは別であるからだ。
生徒は仲間の調子が悪かったら、自分の意見を先生に言うべきである。そして 先生も生徒に言われたからと言って気分を悪くしないでほしい。
アドバイスに上下関係はない。
この当たり前のやり取りが出来ているのなら、熱中症の危険性は減る。

A興奮は状況分析の出来る範囲内で
 阪神大震災の時、堺市の私の家も揺れた。揺れている時考えたことは「家が倒れるのか、倒れないのか。」「ここから動くべきが、動かないのか。」と単純な二者択一のことだけだ。
余震の時 顔が真っ青になる人は多かったが、顔色以外に震えている状態の友人を私は知っている。一人だけ震えているのは異様だったが、その人が体の震えをコントロール出来なかっただけだ。一瞬の姿を見てその人を臆病者と決め付けてはいけないと思った。
感情が興奮すると、考えることは二者択一だけである。
精神状態も大事なこと以外に気を使うのは沢山だという状態になる。体全体がコントロール不能になる。
指導者も生徒を熱血教師として鍛えていくと、同じような危険性が生まれることもある。
自分のやっていることが、その生徒の能力を考えないで、その生徒のためになると思い込んでしまうのである。
試合に勝たせようとする気持ちが強くなると、ある程度の犠牲は仕方がないという心の姿勢になる。
自己陶酔までにはいかないが、ゆとりはなくなりやすい。
感情的に豊かな熱血教師は心配ないが、感情に走って状況分析の出来ない熱血教師は心配だ。

熱中症とは原因結果に法則がある病気だ。
体力の限界を体の負担が超えたら、病気が発症するという法則だ。
指導者は、いらいらしなくて ゆとりさえあれば、その法則を把握できるのだ。重症熱中症は、指導者の精神状態をよく保つと防げるのだ。
以上のことは当たり前の事だが難しいことです。
日常生活に当てはめてみると、
有名な宗教家や大学教授が話していても、すべてを鵜呑みにしてはいけないことと同じです。「本当にそうなのか。」「話の本質は何か。」と心ひそかに批判的に聞かなければいけない。また、周りの者が感情を高ぶらせている時、自分だけそこからはみ出した冷静な精神状態に時々なれと言うことと同じだからです。

□ 熱中症を起こし易い教師の性格は?
□投稿者:吉田 松蔭
□投稿日:2002/10/08(Tue) 09:29:07

御返事ありがとうございます。
熱中症の勉強は将来の私にとって役に立つと思ってしています。
私はノートにインターネットのいろんなところからパクッタ貴重な情報を書き留めています。それを整理しながら私なりに考えました。
熱中症を起こした教師が知識がなかったということならわかりますが、知識があったのに熱中症を起こしたという場合、教師の性格に原因があるのではないかということです。
なぜなら、人間行動のパターンを追求すると熱中症予防の参考になるのではないかと思います。
熱中症を起こし易い子として、真面目な子、最後まで頑張る子などが書かれていましたが、生徒に熱中症を起こし易い教師の性格についてもよければ教えてください。お願いします。

□ 吉田 松蔭さんへの返事
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/10/05(Sat) 09:39:38

熱中症は起こるはずがないという思い込みと、知識不足が主要な原因です。
知識は必要です。しかしここでは熱中症予防の視点からの大雑把な私の考えを述べさせてください。

@K(カリウム)について
細胞外液(血管、組織間液)の電解質の王様はNa(ナトリウム)で、細胞内液の電解質の王様はKです。
細胞内液は大切なのですが、熱中症では細胞外液に気を配っていると、細胞内液は異常があっても調整されていきます。
体から失うKを補うことも悪くはないですが、汗の主成分である水分とNaを補っていくと熱中症の危険性は減ります。
私は生理的適応能力の観点からKの補給は必要ないと考えています。もちろん少量のKをスポーツドリンクなどで補うことは、細胞外液の失われた量を補うため当然体には良い。

A横紋筋融解症・播種性凝固症候群について
体に負担となるもの(熱中症では誤った水分と電解質の補給と過度の運動)が、その人の適応能力の限界を越すと筋肉や血管内で異常が発生する。
筋肉には、大部分の内臓筋である平滑筋と、骨格筋と心筋である横紋筋に大別できる。
さて、筋肉が疲れたと言っても、一時的に疲労物質が溜まっている軽い状態から筋肉細胞が壊れる重い状態まで様々である。
横紋筋融解症とは骨格筋肉細胞が壊れている場合である。
とにかく、熱中症の筋肉の障害は細胞のレベルまで障害が及んでいることもあるので回復に時間が意外にかかる事を知っていてほしい。

血管が破れて出血が起こると、血液を固めるという凝固がおこる。そして、血管が修復されると、血の固まりを掃除する線溶がおこる。
播種性凝固症候群というのは、全身の血管が凝固しやすくなり、血栓という血液の流れを止める障害物が全身の血管に発生する。また、線溶機能も亢進する。
症状は、血栓による臓器不全と出血しやすくなるということです。
これらは共に腎臓を傷めやすい。

腎臓についても述べさせてください。
腎臓は主として血管からなるろ過する働きの糸球体と再吸収する働きの尿細管に分けられる。
横紋筋融解症では、尿細管に筋肉の成分であるミオグロビンという蛋白質がつまる。
治療は腎不全(尿が出なくなり体に毒が溜まる)になる前なら自然回復することもあるが、腎不全なら人工透析をする。
人工透析とは、器具などによって体の毒を出し、その間に腎臓を休ませるのである。
尿細管が軽い障害なら腎臓は回復する。
尿細管が重い障害なら腎臓は回復しない。

播種性凝固症候群は、糸球体の中の血管に血栓が起こる。
この場合、一般的には糸球体の細胞が破壊されているので、人工透析をしても腎臓は回復しにくい。腎臓は回復しなくても、慢性腎不全として命は救われる。


さて、とにかく知ってほしいことは、体に水分と電解質を十分に与えないで走り回っていると、これらの2つの病気が起こるかもしれないということです。 

□ Kの補給と横紋筋融解症と播種性(汎発性)凝固症候群について
□投稿者:吉田 松蔭
□投稿日:2002/10/03(Thu) 09:40:42

私は教師を目指している大学生です。
熱中症は私にとって大変興味深いものです。
なぜなら、熱中症を調べていると人間の性質や適応能力には様々なものがあると感じられたからです。人間を学んでいる気がするからです。
この掲示板では、水とともにNaの補給が大切と書かれていましたが、Kの補給はどうなんでしょうか?
そして、死亡例の中で、横紋筋融解症とか播種性(汎発性)凝固症候群という不思議な病名を発見しました。
自分でインターネットを使って調べようとしましたが、理解ができません。私達一般人がわかるように、説明していただけませんか?
教師の卵として少しでも熱中症について理解したいと思っています。
よろしくお願いします。

□ 逆の立場からの質問ですさんへ。
□投稿者:一教師
□投稿日:2002/10/01(Tue) 03:14:19

熱血教師は熱中症の素です。自他ともに認める熱血教師は、百害あって一理なしです。そもそも、自分が、熱血であると思える事は、奢り高ぶった教師であるからであり、自己中心的な人が多いようであります。生徒を力でねじ伏せようとして、高圧的・独善的な考えを生徒に押し付け、有無を言わせずにやりきらせる事に自分の教師としての力量を測ろうとする筋違いな教師なのです。そんな教師を信じてついていき、がんばりきって熱中症に罹患する生徒、その後遺症に苦しむ生徒、果ては、命までも奪われてしまう生徒のいる事実をもっと謙虚に受け止めるべきです。あなたは、ご主人の心の病を心配されているのはよくわかりますが、熱中症に罹患させられた生徒にとっては、あなたのご主人は申し分無く加害者です。その加害者側が、自分のしでかした事を棚に上げて、逆に被害者のように主張する事は、本末転倒です。あなたのご主人は、どうしてこのような事態になったかを、日ごろの教育活動を振り返ってしっかり反省するべきです。それをしないと第2第3の被害生徒を作り出す事になりますよ。熱中症の生徒を出す教師の共通項は、いわゆる熱血先生です。教師は、自分がこれまでしてきた事を元にして生徒に対する傾向があります。そして、自分のそれまでの実践に自信を持てば持つほど、それを生徒に押し付けようとします。ちょっと冷静に考えられる人なら、もっと一人一人の生徒の個性に応じた指導ができるのですが、熱血先生にはできません。自分の信じる事を生徒に無理やりにでもさせきってしまう独裁者になります。教育の場で、こんなに恐ろしい図式はありません。今回の事故を教訓に、今までの教師としてのあり方を見直し、本当に生徒の立場に立った、生徒のためになる教師になるよう模索して下さい。きっと、まわりの先生方は、とうとうやってしまったという思いでいらっしゃるのではないかと思います。「あなたは悪くなかった」となぐさめるのではなく、「何がいけなかったのかをしっかり見極めて、新しく出直そう。」と一緒に考えていく事が、これからも教師を続けていくであろうご主人に一番の事ではないでしょうか。

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