掲示板 熱中症は学問としてはまだまだ若いです。むしろこういう病気があると知らないままに、多くの人が先に熱中症を経験してしまっているかも知れませんね。
だから、一人ひとりの意見がとても大切です。
あなたが実際に体験された熱中症のこと、熱中症を減らす為にはどうすれば良いのか、熱中症の問題は何なのか。とにかく、熱中症について考えたことをなんでも書いて下さい。
拙著「熱中症 息子の死を糧にして」悠飛社についての御意見もお聞かせください。
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□ 高血圧と塩
□投稿者:田中 勇雄
□投稿日:2002/08/21(Wed) 09:49:19

私は建設現場の監督です。
小さな会社で、私を含めて正社員は4人で、後は10人程のアルバイトです。ほとんどが高齢者で、約半数が高血圧の持病があります。
仕事中、塩をなめながら水を飲むと体は楽ですが、高齢者で高血圧を持っているものは、塩をなめることを怖がっています。
その人に、塩を取れとわかりやすく説明するにはどうしたらいいですか。
産業医の先生に聞きましたが、僕もよくわかりませんと言われました。
状況が不明な医療上の質問はしないでくださいと言われましたが、あえてお願い致します。

□ 死亡例を読んで
□投稿者:
□投稿日:2002/08/16(Fri) 08:39:21

私はシベリア抑留経験のある老人です。
シベリアでは最高ー56度を経験しています。材木の作業はー40度で中止されます。鼻はどうしても直接外気に触れます。皆、鼻を中心に寒さから逃げるために必死でした。それでも沢山の人が死にました。家族の事を思いながら死んでいきました。
私はこのホームページの死亡例を見て、教育者はもっと真剣になるべきだと思います。死亡例以外に後遺症を持っている人などが沢山いるはずです。
教育者が暑さに対して真剣になると死亡者はもっと減ると思います。
教育者だけで、一般に公開しないでいいから、失敗談等を話すべきです。
教育者だけが持っている貴重な経験があるはずです。
教育者(先生方)の辛さを知らないで勝手な事を書きましたが、老人の独り言と思ってお許し下さい。

□ 父が仕事中にかかりました。miyazakiさんへの返事
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/08/15(Thu) 09:08:19

質問は、父が仕事中に多量の汗が出て、嘔吐した。その後、体調不良を我慢して炎天下で仕事を続けたら、耳が聞こえなくなった。医者に診てもらったら熱中症と診断され、点滴をした。3日後、仕事をしたらまた同じようになり点滴をした。今度は、血圧低下、脱力感、食欲不振、水分も摂りたがらずぐったりしている。私達家族は父に何をしたらいいのか?

返事
まず、{綾香さんの返事}を見てください。掲示板にあります。
家族としてすることは
@お父さんの栄養と睡眠に気を配る
A家でのお父さんの心と体の仕事量を減らしてあげる
B不必要な不安を取り除いて、精神的立ち直りのため励ます

それ以外は、とにかく自分で熱中症の勉強をホームページ等でしてください。
熱中症は仕事上の体への負担と個人の体力との調整がうまくとれたら、当然予防はできます。
熱中症の勉強をしたら
1回目の熱中症の原因が何であったのかを考える。
(過労、アルコールの飲み過ぎ、など)
  それを避けることをまず考える
2回目の熱中症の原因が何であったのかを考える。
(熱中症から回復していないのに、仕事に行った事など)

熱中症対策の難しさは、個人差への配慮です。

熱中症から回復するには、意外に時間がかかることもあります。
医師は一般に仕事の辛さを知らないので、いつ仕事に復帰していいのか判断が難しいのです。
お父さんに医師と家族の両方で、仕事の復帰について助言してあげてください。わからなかったら、やはり、少しずつ仕事をしていくことを勧めます。
お父さんの通院している医者に会いに行くのも有益です。しかし、医者は仕事上の問題をあまり知らない。だから、医者の答えにくい質問はしないで、現状の病態を中心に聞く。そして、医者が予防の話をしてくれたら、当然聞くが責任などは求めない。
お父さんが嫌がらなかったら、会社の同僚にも意見を聞く。同じ職場の仲間の意見は軽視すべきではない。尋ねることは熱中症に対して何か特別な事をしているのか。お父さんは他の人と比べて汗の量が多いのか、また、しんどそうなのか。倒れる直前の症状で気がついたことがあるのか等です。

熱中症を起こし易い体質は変わらないと思われます。
家族として、熱中症に対して悪影響となるものを探して、それを、減らす努力をすることです。

□ 熱中症による死亡例C
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/08/14(Wed) 11:03:11

★野球部の守備練習中のランニングの時に気分がわるくなり、列から遅れだした。衣服をゆるめ、氷で冷やし、救急車で病院に運んだ。病院では点滴等の治療を受け、翌日の午後には意識も回復し、会話もできたが、その日の夜に容態が急変し、救命救急センターに移送した。血液の循環が不全で、肝臓・腎臓の機能が低下していたため、救命救急センターでは、人工透析・人工呼吸の治療を行い、一進一退の状態であったが、脳に異常があらわれ、1週間後に脳死状態となり、それから1週間後に死亡した。
(高1男、死)

★野球部の夏合宿の4日目、現地の最高気温が35度の晴天の中で練習を終えた後、6q離れた宿舎まで上級生に付き添われながらジョギングして向かった。途中、歩いたり水分補給しながら宿舎に到着し、水のシャワーを浴びる頃から、本生徒の会話の返答から様子の異常に気付き、浴室から部屋まで運んだ。その時、呼吸が苦しそうになったため、枕をはずし顎を上げて気道確保に努めた。しばらくすると、呼びかけても反応が無く呼吸が激しくなったため、救急車を要請した。その後、搬送された病院で治療を受けるが回復せず死亡した。
(高等専門学校2年男、死)

★ラクビー部の練習試合を25分ハーフで、途中30分の休みを入れて行った後、10分程度ミーティングと水分補給の時間を取った。その後、ゲームの確認と、モールのあとからの展開を15分行ったが、その後に足のつりを訴え、呼吸が荒くなり、脱力状態となった。水分補給を行い、救急車で病院へ運んだが、病院到着後40分〜50分後に心臓が停止した為、人工呼吸を行い、回復したが、危険な状態を脱せず、死亡した。
(高3男、死)

★野球部の練習は、午前中、河川敷野球グラウンドで行われていた。ストレッチ・キャッチボール・長めのランニングを行い、試合形式のノック練習等が続き、5分程度の短い休憩があり、本生徒は給水を取った後、5qのランニングに入った。本生徒は、3q付近のところで意識を失い倒れた。直ちに救急車で病院に搬送され、治療を受けるが同日死亡した。
(中2男ー死)

★学校から陸上部の練習場までジョギングを行い、周回コースを9q走った後、ジョギングで学校まで帰る途中、大腿部に痙攣を起こした。救急車で病院に運んだが、呼吸不全、心停止となり、死亡した。
(高1男、死)

★野球部の練習中、捕球練習で飛球を捕ろうとした時に突然倒れ、意識が混濁し、全身痙攣が起きた。直ちに救急車を要請して、病院に運び、緊急治療を行ったが2日後に死亡した。
(高1男、死)

★宿泊学習で、石段(3333段)を、休憩、給水をとりながら、約2時間かけて登った。休憩・給水の後、石段を降り始めた。途中の450段付近で休憩・給水の後、20〜30段降りたところで、動けなくなった。日陰でしばらく介抱したが、呼吸が荒くなったので、救急車を呼び病院へ運んだが、死亡した。
(中1男、死)

★サッカー部の練習を2時間行った後(4回の休憩・給水の時間あり)、学校周辺の通常使用しているランニングコース(1周6q)をそれぞれのペースでランニングしていた。最初は、先頭グループからやや離れて走っていたが、スタートから約4.5q地点でいきなりスピードをあげて走り、ガードレールにぶつかりながら倒れた。ただちに救急車に連絡し、到着までの間、人工呼吸等の処置をした。救急車で病院に運び治療を行ったが、翌日死亡した。
(中3男、死)

★柔道部の部活動の練習を終了し、昼食・休憩をとった後、自転車で帰宅中、歩道上で倒れているのを通行人により発見された。消防署へ通報があり、救急隊員が現場に急行したが、その時点で、すでに呼吸・脈・意識がいずれもない状態で、蘇生処置を受けながら病院に運ばれ、病院に到着後、救命処置を受けたが、死亡した。
(高1男、死)

□ 熱中症による死亡例B
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/08/14(Wed) 08:18:47

★柔道部活動で他校と3日間の夏期合宿を行っていた時、最終日の朝練習で準備体操後、野外走やダッシュ等を他の部員よりも軽めの距離や時間で行ってた。整理体操後、朝食と休憩になり本生徒はお茶を飲み朝食は摂らずに休憩していた。しばらくして体調が急変し挙動不審になったので、教諭が畳の上に寝かせたところ、けいれんを起こして昏睡状態になった。救急車を要請し、病院へ搬送し治療を行ったが翌日死亡した。
(中2男、死ー熱射病による多臓器不全)

★夏季休業中の野球部活動時、学校外周道路を10周するランニングトレーニングの10周目の途中に倒れた。一度は自分で起き上がりよろよろ歩いたが再び倒れ、後ろを走ってきた部員2名に支えられ歩いたが田に落ちそうになった。日陰に横たえさせ応急処置を行い、救急車で病院へ搬送し治療したが意識が戻らぬまま8日後に死亡した。
(高1男、死ー熱中症)

★試験明け休みの剣道部活動時、10時30分より練習を開始し、昼休みを2時間半と午後15分の休憩をとり5時40分まで練習をした。5時40分からは顧問教諭が稽古や大会について話をしていた。7時に練習を再開し、掛り稽古から1本勝負に入り3人目と対戦中、突然具合が悪そうに道場のすみに寄りかかり腰を落としてうずくまった。姿勢を立て直すのも無理のようだったので横になって休むよう顧問が指示した。それから10分後に練習が終了し本生徒の様子をみたところ、意識等に異常がみられたため公用車で病院へ搬送し治療をしたが、約1時間後に死亡した。
(高3男、死ー熱中症)

★球技大会時、本生徒は前後半10分のサッカーの試合に出場していたが、3試合目後半から不調を訴えていた。試合を終え、着替えた後も水飲み場に行き水を頭からかぶったり、飲んだりしたが、足が痛いとしゃがみ込んだ。その様子がおかしいので他の生徒が保健室へ連れて行く途中、座り込んでしまい、養護教諭が駆けつけたが、息が荒く、手足がしびれている状態で、熱中症の疑いがあったので氷で冷やした。その後救急車で病院へ搬送したが、1時間半後に死亡した。
(高1男、死ー熱中症)

★柔道部活動時、他校武道場で合同練習をしていた。準備体操をして、寝技、投げ込みの練習後、乱取りの練習を始めた際、本生徒が疲れた様子なので、教諭が休憩するよう指示した。意識がもうろうとし始め、右手に硬直が見られたため、救急車を要請し病院に搬送し治療をうけたが、翌日死亡した。
(中2男、死ー熱中症による多臓器不全)

★剣道部活動時、練習中、本生徒が外に出て武道館前で気分が悪そうにしゃがみこんでいるところを、練習の立ち会っていた保護者が見つけた、武道館に運び入れ、着衣を緩め、頭を冷やすなど応急処置をしたが、意識がもうろうとしてきたため、救急車を要請し病院に搬送したが、翌日死亡した。
(中2男、死ー熱中症)

★野球部活動時、ランニング、ストレッチ、ダッシュ、キャッチボール、バッティングをし、個人ノックを受け、休憩を取り、水分を補給した。練習を再開し、最後にベースランニングを行っている時、ふらふらしているのを上級生が気付き、ベンチに運んだ。下を向いて苦しそうだったので、上を向いて寝るよう指示した際、転がるように滑り落ちた。保護者と他の保護者(医者)が駆けつけ、声を掛けたが、返答がはっきりしないため、直ちに救急車で病院に搬送したが、2時間後に死亡した。
(高1男、死ー熱中症)

★バレーボール部活動後、友人と一緒に下校中、友人が、校門の前でジュースを買っている時、後ろで自転車の倒れる音を聞き振り返ると、本生徒が傾いた自転車を足で支えていた。登り坂に差し掛かったところ、ふらついて自転車を押しながら歩いていたが、2・3度倒れそうになりながらも、登り坂を上がった。そして、後ずさりしながら後ろに倒れた。友人が渡したジュースを1本飲んだ後、意識がなくなりけいれんを起こし、救急車で病院に搬送したが、2時間後に死亡した。
(高1男、死ー熱中症)

★ラクビー部活動時、グラウンドでランニングをしていた。その後、水分補給をかねて休憩し、前日の指導の内容を復習しながら各自練習していた。本生徒の様子が変なので練習を打ち切り、副キャプテンと帰るように指示したが、様子がさらに悪化し、自力では座れない状態になったため、救急車を要請した。救急車が来る間、日陰で横になり頭、足を氷水で冷やし、病院に搬送し治療を受けたが、3日後に死亡した。
(高3男、死ー熱中症)

★本生徒は、ラクビー部の練習に参加中、ランニングパス、キックダッシュ、ハンドリングなどの練習を行った。その間、チーム全体に集中しない状況が見受けられたので、3回キックダッシュを行った。本生徒は1,2本目のときから歩くより少々速い程度の走りであり、3本目のときは、少し遅れてスタートし、コース中央付近で足の痛みを訴え、ゴール後、よろけて他の生徒にしがみつき、膝をついて倒れ、仰向けの格好になった。その後、練習場所に移動し長座させた時の本生徒の様子は「あーあー、うーうー」というような息づかいの状態であった。このため、本生徒に冷茶を口に含ませ、身体を冷やすよう他の生徒に水場に連れて行かせた。その時、仰向けになっている本生徒の様子がおかしいことに気付き、保健室に運んだ。そこでは、うなり声のような呼吸に変わり、瞳孔が開いた状態だったため、直ちに救急車で病院に搬送した。搬送後、原因がはっきりしないため転院したが、翌日死亡した。
(中1男、死)


□ 熱中症による死亡例A
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/08/12(Mon) 09:36:49

★5.6年生合同による遠足(学校行事)で、児童等は、目的駅から班別でオリエンテーリングをしながら各ポイントを通過、出発後約60分、2キロメートルほどのところで、本児は足がもつれてきたため、木陰で休ませ、茶を飲ませるなどしていたが、顔色がやや悪く、口からよだれのようなものを出し始めたので救急車を手配、病院へ運んで治療が行われたが、翌日、全身臓器の機能が低下し、死亡した。
(小6男、死ー熱射病)

★サッカー部活動時、本生徒は、8月12日朝8時過ぎから「インターバル練習」を行っていたが、11時40分頃最後の練習を終えた直後、しゃがみ込み、意識を失った。すぐ救急車を手配、病院へ運んで治療を行ったが、翌日死亡した。
(中2男、死ー横紋筋融解症)

★サッカー部活動時、8月2日から4日まで行われた高校3校による合同合宿に参加した本生徒は、2日目の最終練習メニューである1周4キロメートルのランニングコースを2周する練習の2周目の3分の1を通過した地点で倒れた。1度起き上がり走ろうとしたが、再び倒れ意識を失った。生徒の手配した救急車で病院へ運び治療が行われたが、翌日死亡した。
(高1男、死ー熱射病による横紋筋肉融解、多臓器不全・循環ショック・急性腎不全)

★アメリカンフットボール部活動時、8月6日朝11時から45分間ウォーミングアップの後、12時から他校との練習試合を行った。当日は、気温が高いので1クォーター10分を8分に短縮」して試合が行われた。第4クォーター4分過ぎになって本生徒の足の動きに異常が見えたので、本生徒は監督の指示で交替、休憩。1時55分試合が終了し整理体操には加わったが、その途中で立っていられなくなったため更衣室に運び、救急車で病院へ移送、治療が行われたが、5日後死亡した。
(高2男、死ー熱射病による多臓器不全)

★校内マラソン(学校行事)で、本生徒は、完走後制服に着替え、草の上に座って足のマッサージをしていたが、しばらくして、足の引きつりを訴えた。養護教諭等が介護に当たったが良くならないため救急車を手配、病院へ運んで治療したが約2時間半後に死亡した。
(高2男、死ー熱中症によるショック死)

★山岳部活動時、夏山合宿の4日目、本生徒は疲労が見え、歩行困難となったため幕営、元気を回復した。翌朝、本生徒の荷物は他生徒が分担して出発したが、間もなく自力歩行が困難となったため、教師等が救助隊を要請に下山、同日午後飛来したヘリコプターにより病院へ収容、手当が加えられたが、病院に着いてから約50分後に死亡した。
(高2男、死ー熱射病によるショック死)

★柔道部合宿(8月8日から12日まで)時、本生徒は、3日目、早朝マラソンで道路を走行中、足が痛くなり休んでいるところを顧問教師の車に収容され、合宿所に戻った。手足のしびれを訴えたため病院へ移送、入院治療を受けたが翌日死亡した。
(高2男、死ー横紋筋融解症、急性腎不全)

★当日、午後1時から運動場で野球部の練習を行った。本生徒は、トラックを駆け足でランニング中、5周目で気分が悪くなり立ち止まった。救急車で病院に搬送され、10日間入院治療を受けたが、病状急変して死亡した。
(中1男、死ー多臓器不全、その原因、急性循環不全、低酸素脳症、その原因、日射病・脱水症)

□ 熱中症による死亡例@
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/08/12(Mon) 09:02:31

熱中症を体験された方は多いと思います。その数に比べて死亡例はほんの少数です。
熱中症で死亡する事例を知ることは、熱中症を理解するために必要です。
次の資料は、衆議院 中川とも子先生が日本体育・学校健康センターの災害共済給付支給実績から得られたのを、先生のご好意で、この掲示板に書かせていただきました。(過去10年間のデーターです)

★運動場で野球部練習時、ベースランニングの際、本生徒は塁間10往復程度走って本塁手前20メートル程のところで、つまずくように手をついて倒れた。すぐ立ち上がり走ろうとしたが、脚がもつれるようになり、1,2歩踏み出して再び倒れた。意識不明のまま救急車で病院へ移送したが死亡した。
(中1男、死ー心不全、その原因:熱射病)

★格技場で剣道部活動中、準備運動として、ウォーミングアップ、素振り、足さばき、打ち込みの練習を行った、本生徒は、準備運動終了後に気分の不良を訴えた。顧問教師は、「やれるところまでやるように」と指示。15分休憩後、基本練習を始めた。5分後、本生徒がおう吐したため、更衣室で休ませたがおう吐は止まらなかった。その後、2時間ほどで部活動が終了し、本生徒は保護者に迎えに来てもらい、車で自宅へ帰った。自宅で静養していても回復しないため、救急車で病院に搬送、治療を受けたが翌早朝死亡した。
(中2女、死ー心原性ショック、その原因、急性心筋梗塞、その原因、脱水症・急性腎不全・熱中症)

★夏期サッカー部活動で、前日のペナルティーがあったあめ、1年生8名が1周400メートルのグラウンドの周辺を走った。走り出して1時間経過した終了に近い頃、本生徒を含めた6名は木陰をゆっくり歩いていたが、本生徒は一度座り込んだ後、再び立ち上がって約200メートル走ったところでふらふらと倒れた。部員が日陰に運んで冷やしたが、脈拍、呼吸は荒く、意識がもうろうとしているので、救急車を要請、病院に搬送し治療を受けたが、3日後死亡した。
(高1男。死ー多臓器不全、その原因、播種性血管内凝固症候群、その原因、急性循環不全、ショック、その原因、熱中症、脱水症)

★夏期休業中、他の高等学校を会場として行われたレスリング部合同合宿の4日目、朝7時から練習を開始し、準備体操、ランニング800メートル、神社階段101段10往復、階段ダッシュ上り7回、ランニングで高校グラウンドに戻り、相手を背負い50メートル、相手を抱えて50メートル歩いた後、本生徒は、教師に気分が悪いと申し出たが、終了まで残り20分を続けさせた。間もなく本生徒が倒れたので木陰で休ませたが意識もはっきりしないため、救急車を手配、病院に搬送し治療をうけたが、約8時間後に死亡した。
(高1男、死ー播種性血管内凝固症候群、その原因、熱中症)

★陸上部の夏合宿の初日、学校外の運動場でオリエンテーション、ウォーミングアップの後、本生徒は400メートルトラックでウェーブ走を45分間(13〜14周)行い、400メートルトライヤル(5本中1本目中断、2,3本目は行わず、4本目完走、5本目行わず)を実施した。クーリングダウンのジョギングを1周目休んだ後、2周目から合流したが、第2コーナー過ぎてふらふらと倒れた。日陰で冷たいタオルで拭いてもらい、手足のマッサージを受け、氷を食べた後、部屋のベットで休んだ。約2時間後、他の部員が声を掛けると返事をしたが、更に1時間後、床に倒れているのを発見され、救急隊が駆けつけたが手の施しようがなかった。
(高2女、死ー日射病の疑い)

★運動場で野球部活動時、最後のノックを終えたところ、本生徒がかなり疲れている様子だったので、その場に休むように指示した。呼吸が苦しそうで意識がもうろうとしていた。呼び掛けると反応がみられたが、けいれんを起こし始めていたので、応急処置を行い救急車で病院へ移送したが、4日後に死亡した。
(高1男、熱中症による多臓器不全)

★夏期休業中、ラクビー部活動で県外合同練習の際、本生徒は、他校チームとの25分ハーフ試合に参加、その後日陰で20分ほど休憩、ミーティング、更衣、給水などを済ませ、次の試合まで2時間以上あるので30分のランニング練習に入った。60メートルグループ走の途中、指導教師が本生徒の顔色が悪いのに気付き、中止を指示、日陰に横にさせたが吐き気が続くため、救急車を要請、病院に搬送し治療が行われたが、翌日夜死亡した。
(高2男、死ー多臓器不全、その原因、汎発性血管内凝固症候群、その原因、熱中症)

★マラソン大会時、本生徒は10キロメートルを完走したが、走行中も特にゴール後は変調をきたしていたようであるが、近隣の駅まで友人となんとか歩いていった。駅に着いたところで、頭痛や暑さ、胸の痛みを強く訴え、更に足がけいれんをおこしたので、救急車で病院へ搬送し熱中症に対処した冷却等の処置がなされたが、意識消失、心停止の状態になり発生から3時間40分後に死亡した。
(高2男、死ー熱中症による肺水腫)

★野球場での野球部活動時、球場の整備後9時50分よりウォーミングアップを開始し、実施後、休憩のためベンチに向かっている時、本生徒の足取りがふらふらしているのに教師が気付き一塁側グラウンドに寝かせた。意識が薄らいできて足にけいれんを起こし始めたので、救急車を手配しその間、気道を確保し、頭部を冷やして救急車を待ち病院へ搬送、治療したが翌朝死亡した。
(中2男、死ー熱射病)


□ 子どもの熱中症
□投稿者:kiko
□投稿日:2002/08/11(Sun) 23:24:20

私の子どもは体温の調節が下手でお風呂でも失神を起こしやすい子です。学校でも自分でつくった熱中症の対処方を見てもらっています。でも、知らない人からは「過保護」とおもわれたりします。
が、一瞬にして状態が悪化していく姿を何度も見ていますし予防と起きてしまった時の対処さえしっかりしてもらえれば・・と少しずつなんと言われようとこれからもいいつづけていこうと勇気ずけられました。
共に頑張れればと思います。
おとといも久しぶりに暑さで倒れて失神をおこしてしまいまだ、熱があります。今回は熱も高くつづいているので心配です。
今回はどこが悪かったのか・・・よく考えて繰り返さないようにします。


□ 小学生に熱中症の話
□投稿者:熱中症の会 代表 中村 純友
□投稿日:2002/08/10(Sat) 09:03:25

熱中症の一般的な説明や分類、そして病状及び予防は他のホームページなどを参考にしてください。
私は生徒に熱中症を通じて、「命の大切さ」を教えたい。そして、選択の難しさも教えたい。

以下は私の空想です。
私が小学校の先生で、教室で生徒に話をしていると考えてください。
 今日は熱中症という病気の話をします。
 まず、例を話します。
 田中君と言う小学生がいます。
 暑い日にサッカーの試合があって、田中君は選手として出場しています。
 田中君は数日前まで風邪をひていて治ったばかりです。
 味方のチームは代わりの選手がいません。
 田中君は試合をしていて、走るのが辛くなって休みたくなった
 でも、仲間に迷惑をかけたくない。

話はここまでです。
熱中症とは、体の中に熱がこもり、そのために体が辛くなる病気です。
体調の悪い時に起こりやすく、又どうしても無理をしないといけない時に起こりやすい。

今日は正しいとか正しくないかは問題ではない。自由に意見を言ってください。

まず、あなたが田中君だとして考えてください。

試合を中断して休むと思う人は意見を言ってください。
・・・・
・・・・
先生の態度
・医学的に正しいことを教えるのではなくて、生徒に自分の頭で考えてもらうことが大切
・仮にある生徒が田中君は死んでもいいから最後まで試合をすべきと言ってもその生徒を責めない
・医学的にわからない時は、わからないと言う方が、たぶん生徒の信頼を得るし気持ちも楽だ
・できたら、熱中症はたまに死ぬこともある怖い病気であることも教える
・しかも、熱中症による死は思いがけない時に起こる。つまり、単なる疲れと思っていた時に起こることも教える

質問があったら、前もって勉強していた範囲で答える。
例えば、家の中でも起こりますかと尋ねられたら、普通は家では起こらない。でも、暑いのに窓を閉めて小さな部屋でクーラーもつけないでいると、気分が悪くなる事もあります。
つまり、家の中でも熱中症は起こります。家の中でも、出来る範囲で涼しくなる工夫をしたほうがよいと言う。


□ 小学生に熱中症の話をどうしたらいいでしょう
□投稿者:小学校の教師
□投稿日:2002/08/09(Fri) 09:42:41

私は小学校の教師です。
夏休み前に、子供たちに熱中症について話をしようとしましたが、どう説明したらいいのかわかりませんでした。医学の話になると私は苦手です。
今でも、「熱中症に注意しましょう」と言われても、何を注意したらいいのかよくわかりません。
それと、家の中でも熱中症がなぜ起こるのかもわかりません。
中村先生は、相手の立場に立ってアドバイスをされています。よければ、小学校の先生になって子供にもわかる熱中症の説明をしてください。
お忙しいと思いますが、よろしくお願いいたします。

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